夫婦染色体検査とは
日常生活には支障がないけれど、
子供を妊娠・出産するとなると、
うまくいかないという染色体の異常が存在します。
これは調べてみないとわかりません。
特に、胎嚢確認後の流産を繰り返す方は調べましょう。
男女どちらか、もしくは、男女どちらとも異常があるかもしれません。
検査方法
血液検査でわかります。
基本的には保険適用です。
夫婦染色体異常の割合
2回以上流産を繰り返したカップルで、
1人も子供がいない場合、
5%の確率で夫婦染色体異常が認められます。
どちらか1人だけに以上が認められる場合もあれば、
カップルの2人とも異常が認められる場合もあります。
治療法について
残念ながら、夫婦染色体異常が治る事はありません。
PGTーAという、
着床前診断の検査がありますので、
この検査をして受精卵の染色体の構造を調べるという手はあります。
しかし、PGTーAをしても、100%流産が防げるわけではありません。
尚、この検査は受精卵の組織を採取して染色体の構造を調べる検査なので、
体外受精でなければならないです。
タイミング法や人工授精、自然妊娠の場合は検査ができません。
結論としては、正の倍数性(正常)な受精卵を戻すか、
検査をしないならば正の倍数性に巡り合うまで回数を重ねるか、となります。
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