精子調整とは?
精子調整とは、
精液の中にある、
ゴミや不純物、細菌、死んだ精子などを取り除き、
生きた元気の良い精子をより分ける作業のことです。
精子調整は、不妊治療でいつ必要?
精子調整(せいし ちょうせい)は、
人工受精、体外受精、顕微授精の際に、
必要な作業となります。
人工授精の当日、
体外受精・顕微授精で採卵の日に合わせて、
男性が精液を採取し、
精子調整を行います。
もしくは、
凍結精子を用いる事もあります。
凍結精子を用いる場合にも、
精子調整は必要です。
精子調整は誰が行う?
精子調整は、胚培養士が行います。
胚培養士とは・・・卵子や精子を綺麗にしたり、
受精卵を育てたりする専門スタッフのことです。
*詳しくはまた別のページで紹介します。
写真で見る精子調整
↓精子を液体(培養液)と一緒に試験管に入れます。
↓遠心分離器に入れます。
↓遠心分離器、作動中です。
↓精漿(不要物など)、未熟な精子や死んだ精子は捨てます。
↓また遠心分離器にかけて、
同じように不要なものを取り除いていきます。
↓最終的にゴミなどがなくなり、
生きた元気の良い精子が残ります。
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