卵管造影検査とは?
検査に使う造影剤の種類
卵管造影検査は、
造影剤を使う検査です。
造影剤は、油性と水性に分かれます。
油性の特徴・メリットとデメリット
油性の造影剤の唯一と言えるメリットは、
安価である事です。
しかし、副作用が起こりやすく、
水溶性の造影剤と比べると安全性は低いです。
油性の造影剤は、
水溶性の造影剤に比べて、吸収しにくいため、
長いと体に2年残る事もあります。
水溶性の造影剤に比べて、
炎症も起こりやすいと言われています。
また、油性の造影剤を使うと、
6ヶ月程度の期間、妊娠しやすくなるとも言われていますが、
確かな根拠やデータはなく、
妊娠しやすくなるとは思えません。
水溶性の特徴・メリットとデメリット
水溶性の造影剤は、油性と比べて高価です。
しかし、その分、安全性に優れ、
体に吸収されるため、
長期間体に残るという事はまずないと言われています。
Q、油性造影剤に含まれるヨードは、橋本病にも大丈夫?
A、大丈夫と言われています。
ご本人様のご判断にはなりますが、
卵管造影検査をしないより、
安全性が高いと言われている水溶性を使い、
卵管造影検査を受けた方が良いと思います。
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