子宮卵管造影検査について

どんな検査か

『造影剤』という薬剤を使い、細かな部分までみる検査となります。

主に卵管が通っているかどうかと、子宮の形などを見ます。

子宮の入り口から細い管を入れ、管に造影剤をいれて撮影していきます。

検査でわかること

・卵管が詰まっていないかどうか(卵管閉塞)

・子宮の形の異常(※双角子宮、単角子宮など)

・子宮の内側の異常(粘膜下筋腫、子宮腺筋症など)

子宮卵管造影検査は、卵管口から先(奥)の様子が見れる為、

子宮鏡検査だけではわからない事がわかります。

例えば、1人目が生まれた後になかなか2人目を妊娠しない方は、

卵管が詰まってしまった場合もあります。

撮影の種類

卵管造影検査で卵管と子宮を見る時には大きく2つの見方があります。

一部分ずつを一瞬一瞬、カメラのように撮る方法と、

ビデオカメラのようにリアルタイムで動画として撮る方法とあります。

当院では、動画のようにリアルタイムで見る方法をとっています。

写真撮影のような一瞬で一部分の撮影方法だと、

取り損ねてしまう可能性があり、確実ではない為です。

造影剤の薬剤の種類

子宮卵管造影検査で使う造影剤は、水溶性油性の2種類のタイプがあります。

当院では、水溶性の造影剤を使用しています。

油性の造影剤は、薬剤は安いですが副作用が起こりやすいです。

水溶性の造影剤は、薬剤は高いですが副作用の観点では比較的安全で、

水溶性の造影剤より安心して使えると言われています。

検査の所要時間

検査自体は、10分程度で終わります。

検査の注意事項

当日の朝は飲食禁止となります。朝6時以降は、お水も飲まないでください。

検査が終了したら飲食は可能です。

検査は予約制です。(各クリニックにより異なります。)

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